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ふるさと納税の「募集費用5割ルール」とは?事業者が誤解しやすい点を整理【2026年版】

公開 2026.06.15

※2026年6月時点の情報です。制度は変わることがあるため、最新は総務省の公式でご確認ください。

ふるさと納税には「募集に要する費用の総額が寄付額の5割以下」というルールがあります。事業者がつまずきやすいのは、規制されるのが返礼品の調達費だけではないこと。送料・決済・ポータル手数料・事務費まで含めた合計が5割枠です。仕組みを理解して価格と内容量を設計するのが要点です。

まず3行で

  1. 募集に要する費用の総額が寄付額の5割以下(2023年10月〜)。
  2. 返礼品の調達費は別ルールで3割以下。「3割」と「5割」は別の話。
  3. 送料・手数料が枠を圧迫する。重い品ほど返礼品に回せる分が減る
ひとつの費用枠に返礼品・送料・手数料・事務費が同居することを表した版画風イラスト

①決まっていること

2023年10月〜、募集に要する費用の総額が寄付額の5割以下(付随費用込み)。返礼品の調達費は別ルールで3割以下です。2026年10月〜は5割ルールを維持しつつ、費用構造の透明化(自治体が整理・公表)が進みます。

②事業者が誤解しやすい3点

  • 「返礼品の調達費だけが規制」ではない。 5割枠には送料・決済・ポータル手数料・ワンストップ事務・広報などの“募集費用”がすべて入ります。
  • 送料やポータル手数料が枠を圧迫する。 重い・冷蔵・冷凍品は送料で枠を食い、返礼品に回せる調達費が減ります。
  • 「3割」と「5割」は別の話。 返礼品調達費=3割以下、募集費用の総額=5割以下。両方を同時に満たす設計が必要です。
送料や手数料が増えると返礼品に回せる分が減ることを表した版画風イラスト

③で、何をすればいい?

  • 自治体の5割枠の中で、自分の返礼品の調達費がどれくらい確保できるかを把握・相談する。
  • 送料が重い品は内容量・梱包を見直す(枠の圧迫を抑える)。
  • 2026年の透明化に備え、費用の内訳を説明できるようにしておく。

④旧ルール / 新ルール(両建て)

〜2026年9月 2026年10月〜
募集費用 総額5割以下(付随費用込み・2023〜) 5割維持+費用構造の透明化(公表)
返礼品の調達費 3割以下 3割以下(継続)

まとめ

  1. 募集費用は総額で5割以下、返礼品の調達費は3割以下。別ルール。
  2. 送料・手数料も5割枠に入るので、重い品ほど返礼品の取り分が減る。
  3. 2026年は透明化が進む。費用の内訳を説明できる準備を。

あわせて「地場産品基準の自己診断」「2026年10月改正のまとめ」もご確認ください。

出典・参考

  1. 総務省「ふるさと納税の次期指定に向けた見直し」(令和5年改正・募集費用5割)
    soumu.go.jp/menu_news/s-news/01zeimu04_02000113.html
  2. 総務省「ふるさと納税の指定基準の見直し等」(令和7年・告示第220号・透明化)。
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