ホームランキング / ふるさと納税の市場規模はいま約1.25兆円|受入額・件数の推移と自治体別実績【令和6年度・総務省データ】
ランキング

ふるさと納税の市場規模はいま約1.25兆円|受入額・件数の推移と自治体別実績【令和6年度・総務省データ】

公開 2026.06.17

※2026年6月時点の情報です。数値は総務省「ふるさと納税に関する現況調査」(令和6年度実績)をもとに整理しています。

「ふるさと納税はもう飽和では?」とよく聞かれます。でもデータは逆です。令和6年度の受入額は全国で約1兆2,530億円、受入件数は約5,824万件。前年度から金額は約13.7%増で、市場は拡大が続いています。返礼品を出す事業者にとって、いまは棚を取る価値がある局面です。

まず3行で

  1. 令和6年度の市場規模は約1.25兆円(受入額・総務省)。
  2. 制度開始の平成20年度(約72億円)から右肩上がり、直近も前年比+約13.7%。
  3. 平均寄付額は2万円台前半=高額品だけでなく幅広い価格帯が動いている。
ふるさと納税の受入額が年々右肩上がりに伸びていることを表した版画風の折れ線イラスト

①市場はどれくらい伸びた?(受入額の推移)

  • 平成20年度(制度開始):約72億円
  • 平成26年度:約375億円
  • 平成30年度:約5,085億円
  • 令和3年度:約8,188億円
  • 令和5年度:約1兆1,019億円
  • 令和6年度:約1兆2,530億円

10数年で170倍以上。直近も令和5→6で約13.7%伸びています(金額ベース)。

②件数で見ると「裾野が広がっている」

令和6年度の受入件数は約5,824万件。受入額÷件数で平均寄付額を概算すると2万円台前半です。高額返礼品に偏らず、幅広い価格帯で動いている市場だと分かります。1万〜2万円台の設計が主戦場、というのはこの数字が裏づけです。

全国の自治体がふるさと納税を受け入れている様子を表した版画風の日本地図イラスト

③自治体別の実績(令和6年度・上位)

順位 自治体 受入額
1 兵庫県 宝塚市 約256.7億円
2 北海道 白糠町 約211.7億円
3 大阪府 泉佐野市 約181.5億円
4 宮崎県 都城市 約176.9億円
5 北海道 別海町 約173.5億円

上位は肉・海鮮など強い一次産品を持つ自治体が中心。裏を返せば、返礼品の競争力がそのまま自治体の受入額に直結しています。

④で、何をすればいい?

  • 「市場が伸びている=今から出しても遅くない」。拡大局面のうちに棚を取るのが定石。
  • 平均寄付額が2万円台=1万〜2万円台の設計が主戦場。高すぎる価格帯だけに寄せない。
  • 上位自治体の強さ=一次産品の魅力。「その地域ならでは」をどう見せるかが勝負(地場産品基準とも直結)。
  • 2026年10月改正も控えます。市場が伸びている今こそ、ルールを外さず棚を確保する。

まとめ

  1. 令和6年度の市場は約1.25兆円・約5,824万件で、前年比+約13.7%の拡大局面。
  2. 平均寄付額は2万円台前半。1万〜2万円台の価格設計が主戦場。
  3. 上位自治体の強さは一次産品の魅力=返礼品の競争力が受入額に直結する。

あわせて「売れる商品ページの作り方」「2026年10月改正まとめ」もご確認ください。

出典・参考

  1. 総務省「ふるさと納税に関する現況調査」各自治体の受入額及び受入件数(平成20〜令和6年度・単位:千円、件)。億円・万件は原典値からの換算概数。
  2. 総務省 ふるさと納税ポータルサイト(現況調査)
    soumu.go.jp/…/furusato/archive/

※本記事は公式統計の整理であり、特定ポータルの売れ筋ランキング等の転載ではありません。

Newsletter

続きも、追いかけなくて大丈夫。

毎月の売れ筋も、制度の動きも、登録しておけばまとめて届きます。気になることがあれば、気軽にどうぞ。